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- 風俗嬢をしていて良かった?、悪かった?かを書きました! - 5月 29, 2018
◇◆職業病も盛りだくさん!風俗やって良かった?、悪かった?◆◇
今の時代、昔と違って風俗への敷居が低くなっている、、、
昔働いていたお店の女社長がそう言ってました。
昔は敷居が高かったし、一度この世界に入ると風俗に染まりきるというか。
そうは言われても、平成生まれの女の子がもうアラサーと言われるこの時代に生きてる私としてはピンと来ないしイメージも湧きません。
でもあくまでも想像の話ですけど、きっと昔は今よりもお店が少なくもちろん働く女の子も今よりは少なく、お給料はとっても良かったんじゃないかなあって思います。
今の時代みたいに、本業の片手間でヘルス♪とか、大学行きながら風俗で稼ぐぞ!って女の子はいたんですかね?
何かやむを得ない事情があって泣く泣く風俗の世界へ…なんて昭和任侠映画の見すぎですかね(笑)
話がそれましたが、今回は風俗をしていて良かった事、悪かった事を綺麗事抜きで、そして私の主観で(笑)、書いていけたらいいなと思います♪
過ぎ去れば綺麗。でもいざそのステージに立っている時は。
私は今風俗業界から完全に足を洗って、普通の主婦として毎日を暮らしています。
そして毎日の生活をこなしながらも、たまぁに。いや、しょっちゅうかな。
思い出します風俗時代の事を。
ああ、出稼ぎでよく〇〇県に行ってたなぁ。
〇〇店の〇〇さん、元気かなあ。
あの時はお金があったなぁ…etc…etc…
完全なる思い出の美化です。
戻りたいかと聞かれたら絶対に戻りたくないと即答で答えます。
でもじゃあ風俗で働いていて良かったか、悪かったと聞かれたら正直答えに詰まってしまいます。
辛かった事も侮辱された事も、死にたくなった事も数え切れないほどあって周りの普通の女の子が羨ましくて妬ましくて、でもそうは思っても風俗から抜け出す勇気もない自分に、夜中のお風呂場で一人泣いてました。
でもそうかと思うと、稼げた日の帰り道はルンルンで新しいネイル、新しいワンピース、仲良しのお友達と朝まで遊んで仕事の愚痴やお客さんのあるあるネタ、将来への不安や彼氏への不満。
楽しかったです。人がどう思うかはわかりませんが人生で1番の青春時代だったとも思います。
同い年くらいの子達が部活やサークルや、新しく入った会社であくせく働きながら日々素敵に成長していく中で女として1番輝いている時代を全て風俗業界で従事していた私。
それでも結果的に、働いて良かったなと卒業した今だからこそ思えます。
忘れられない言葉
なにかの漫画か小説で風俗嬢のお話を読んでいる時に記憶に残った言葉があります。
「このお金は私の血と汗と涙の結晶。」
本当にそうだと思います。まさに文字通りです。
血も流すし汗もかきます、待機中に泣くことだってありました。
何よりも男性不信になります。
奥さんがいても彼女がいても風俗店へ遊びに来るお客さん。
非日常を楽しみたいんだろうなと微笑ましく思う反面、自分の彼氏や旦那が行ってたらどうしよう…って。
勝手なものですよね、それにまぁきっと行ってるでしょうけども(笑)。
そういう意味では自分のパートナーを信じきれなくなるある意味職業病にも陥りましたし、風俗業界で働きながら出会う男性には、やっぱり偏見の目で見られる事が多かったですよね。
お金の面だって、なんの保証もなんの保険もないこの世界で明日稼げなくなったら、ビョーキになったら、親バレしたら等数え切れない不安に押しつぶされそうになってもうこの仕事やめたい…って自己嫌悪に浸る日も多々あって。
文字にすれば大したことなく思われるかもしれませんが、その場面に立っていた当時は本当につらかったです。八方塞がり的な(笑)。
まとめ☆困った時の精神安定剤?
みなさんはどうですか?
風俗をしていて良かった、悪かった。
もちろんお金さえあれば今すぐやめる!って言う女の子が大多数であろう風俗業界で、決してSEXが好きだからと働く女の子なんていないに等しいこの世界でそれでもこの仕事の復帰率、出戻り率を見るとみんな心のどこかで最後の手段として風俗を残しているのかなと思います。
1度働いているわけですから抵抗も少ないでしょうし現に私は主人が倒れて家族に危機が訪れたら迷わず風俗に戻ります。
それが一番お金になるとわかっているから、ある意味最後の救い?として残している部分もあります。
それが、答えなのかも知れませんね。
風俗して悪かった、もう最悪だった黒歴史だ!と思う女の子は絶対に業界に戻ってこないでしょうから。