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- 風俗嬢も仕事以外の時間に営業活動をしないといけない? - 7月 20, 2019
水商売でお客さんと体を合わせる時に意識しておかないといけないは性病の問題です。
自身が性病にかかっていればお客さんに伝播しかねませんし、お客さんが持っている場合には感染するリスクはあります。
全てを回避するのは出来ませんが、知識等は入れておき店側とどの様に考えていくか知っておく必要はあります。
店側の対応
店側としても性病の問題は向き合っていました。
感染しない様にカバンの中にはローションとイソジン液を持たせてくれていました。
仕事の度にそのカバンを持っていき、ホテルでお客さんに消毒してもらうのです。
うがいと男性器を消毒すると言う考えでした。
因みにその物品はただではありません。
仕事をして一人接客すれば500円給料からの天引きでした。ローションとイソジンで1回500円。
シビアに考えると結構な金額だと思います。
他には採血にて感染症に感染していないか調べる事も推奨していました。
ただ、それは罹患しているのかどうかをジャッジするだけなので、予防でも何でもありません。
男性も感染症にかかった状態を認識しているのか、知らずに来ているのか分かりませんが、門前で払う事が出来ません。自分で自分を守るしか他ないのです。
ただ、残念なことにイソジンでは性病を予防する事に万能ではありません。効果の無い細菌やウイルスも存在しているからです。メジャーな性病でさえも殺す事は出来ません。
こんなにも意味の無い物を配布する事で性病対策だと考えるのはちゃんちゃらおかしいと考えていました。
私の場合
実は私も性病に罹患しました。今でも忘れもしません。
20歳代後半の男性を接客した翌日から痒みの症状が出てきました。その間に他の男性とプライベートで体の関係を持ちました。
その人も痒みの症状と排尿時の痛みが出たので病院に行くと性病だと診断されたと連絡してきたのです。私ももしかしてと思いました。
きっとかかってはいたと思いますが実感するのが怖く、そのまま放置していました。
その後、症状は数カ月継続しました。
本来なら、症状が出た時点で病院に受診すべきだったと思います。
私はそのまま症状も無くなったので、結局その性病が何だったのかは分かりません。
その数年後、妊娠しその際の検査で少しの性病と被る項目を検査しました。
異常はなく子どもも二人元気に過ごしています。
何よりもイソジンの使うタイミングが分かりません。
遊びに来ている男性にとってはイソジンで消毒なんて現実的で冷めてしまう様な行為は極力したがらないのではと思っていました。
なので、なかなか言い出すタイミングがありませんでした。初めの方がきちんとしていました。
風俗で遊び慣れている人の方がきちんと対応してくれていたと思います。
ただ、何度も記載しますがイソジン消毒をしても全ての性病を回避できる訳ではありません。
ほぼ出来ないと考えていた方が無難です。ではどの様に予防するのか。
これは今の所無理に近い状況だと思います。ゴムを着用してもらえば少しはマシかもしれませんが、基本的に本番行為禁忌のホテヘルや風俗でゴムを快諾して付けてくれるとも考えられません。
少なくとも、挿入れてもいいのかと勘違いされかねません。
実際に入れなくても男性器を擦り付けるだけで性病は移るんだと言う事を身を持って体験しました。
全ての性病の予防接種みたいなのがあれば、どうにかなるのかなとは思っていました。
風俗でのお客さんに移される、移してしまうだけでは無く、彼氏ができた時にどうしようかとプライベートで関わる人との事も視野に入れておかなくてはいけません。
時給に換算すると8000円以上と言う破格の設定であるのが風俗嬢ですが、この様な危険な事とも隣合わせである事を知っておかなくてはいけません。
今、考える事
性病によってはその時の症状だけではなく、妊娠しにくくなると言うリスクも孕んでいます。
もっと営業するお店が危機管理を持ってくれていればいいのですが、正直難しい所だと思います。
出来るだけ予防する策としては新規客よりも固定の指定してくれるお客さんを増やすしか事程度かなと思います。
そのお客さんと接客して性病ではないなら少しは安心できるからです。
ただ、よっぽどで無い限り、他の店に行かないとも限らないので安心はできないと思います。
まとめ
風俗店それぞれで性病に関しては考えられてはいますが、それが全ての予防にはならないと言う事実もしっかり理解しておかなくてはいけません。
予防の方法はゴムが無難ですが、ゴムの着用をお願いし承諾してもらえるかは二の次です。定期的な採血等で自身の体の状況を把握する必要はありますが、それは感染してしまった事を知るだけなので予防にはなりません。
早くに見付かると早く治療出来ますが、その全ては自費になります。
又、検査結果が出るまでにはタイムラグもあるし、採血するタイミングでもラグはあります。万全とはいきません。
可能な限りの知識と予防策を入れて接客する事は自身を守る為にも必要な事になります。